インド(その6)マジュヌカティラ へ。

マジュヌカティラ のビルの上から眺めるヤムナー川

オールドデリー に3泊滞在したのち、今回の旅の第一の目的に一歩近づくために、デリーにあるチベット人居住区(チベタンコロニー)マジュヌカティラ へ。

地下鉄で最寄りの駅まで行き、そこからはオートリキシャでコロニーのそばにある陸橋のたもとまで。

陸橋を歩きながら車道を見下ろす。手前に黒く写っているのは祈祷旗、タルチョ。

陸橋を渡り、門をまたぎ中に入ると狭い路地、どこを曲がっても、狭く暗い路地。場所によっては本当に人一人通るのが精一杯で、昼間なのに暗くて不安になるような道。下の写真が、多分メインの通り。本当に狭い空間に、所狭しと、そして上へと建物が建っているので、陽があまり差しません。

メインの通りも路地のよう

そんな明るくはない雰囲気ですが、建物の中の2階に上がったりすると別世界、センスのいいお洒落なカフェやレストランがあり、地元インド人の若い子達にも人気のスポットなのだそうで人がいっぱい。

細い路地しかないのに観光客も多いのでちょっと広いところまで抜けるのにしばらく待たないと通れなかったり、午前中からお洒落なカフェは人がいっぱいで入れなかったり。そんなカフェにチベット人のお坊さんがお客さんとして当たり前にいるのが、見慣れない私にはなんだか不思議に見える光景でした(本人や地元の人にとってはもちろん当たり前なのでしょうけれど)。

通りの店舗

今回の旅の目的はチベット文化圏を訪れること。その第一歩がここ。どこを歩いてもダライ・ラマ14世の写真や本が飾ってある環境に、チベット文化圏に長いこと憧れ続けていてようやく初めて訪れた私はどきどきしていました。  

お寺の外壁にぐるりとあるマニ車

お寺のある場所が唯一ちょっとした広場のようになっていて、人々が集っていました。

 

この町には2泊の予定。2泊もいらなかったかな、と思うほどこじんまりとした所でしたが、ゆっくり過ごすことにしました。