インド(その8) チベタンコロニーからの移動開始。

マジュヌカティラ

デリーのチベタンコロニーに2泊して、3日目の夜に夜行バスで移動開始。今回の旅の1番の目的地であるダラムサラへと向かいます。

宿の人にバスはどこで頼むのがいいかなと聞いたらここで予約してあげるよと言われお願いすることに。ふと気になって、ダラムサラのさらに上の(ダライ・ラマがお住まいの)マクロードガンジまで行くバスかと聞いたら自分はよくわからないから確認しておくとのこと。任せて大丈夫だろうかとちょっと不安に思いつつもそのまま頼むことに。

夜の出発までは時間が長く、チェックアウト後ずっと外で過ごすのは体力に自信の全くない私には疲れてしまう気がして、移動が長距離だから無理は禁物と思い、少し安い部屋に移らせてもらいバスの時間まで休むことにしました。その部屋から撮った写真が下の2枚。部屋に入って窓から外を見ると動く影。私は猫が大好きですが、インドでは犬ばかり。こうやってたまに猫に出会えると一人で大喜びして(いえ、猫さんを驚かさないように、嬉しくて興奮しているのを抑えて平静を装いつつ・・)カメラを構えてしまいます。こちらを向いてくれた写真が撮れて大満足。

宿の裏の風景が窓ガラス越しに見ると妙にノスタルジックで・・

そして猫・・・かわいい。

話を戻して、さていよいよ移動開始。バス会社のオフィスまで宿の人が連れて行ってくれました。そしてデスク脇の待合所で結構な時間待たされて。待ちながら、窓ガラスに憧れの地名が書いてあるのを見ているだけで胸がいっぱいになっていました、いよいよそこへ向かうのだと。文字を裏側から見ていますが、その時に写した「ダラムサラ(マクロードガンジ)」と書いてあるのが下の写真。思ったよりかっこよく撮れていて(笑)お気に入りです。

バス会社の待合室で

バスがきたらバタバタと乗り込んで、結局この時自分が乗ったバスの外観の写真は一枚もありません・・車内の座席の写真は乗ってすぐにまだ他の乗客がいない状態で写しました。

 長距離バスの車内。

他に誰も乗ってこないうちに出発したので、まだまだコロナの影響ありで乗客がほとんどいないのかと思っていたらとんでもない。2時間ほどかけてあちこちでピックアップし、満席になりました。外国人観光客は皆無のよう・・。そしてその2時間でどのくらい進みつつ人を乗せたのかなと思い Maps me で自分の現在地を見てみると・・ん?? まだまだデリー市内?? ・・? と思っていたら、見覚えのある陸橋が・・?? マジュヌカティラ・・?? ・・なんと、2時間かけて市内をピックアップして回って、またマジュヌカティラのオフィスの前を通り、そしていよいよ出発・・。これは??座席指定でみんなきちんと指定を守っているようなバスなのに、同じ場所の向かい車線側に戻って来るバスになぜ、まず最初に乗せられてピックアップに2時間付き合わされたのか謎でしかない状況。この2時間だけですでに疲れが・・2時間、トイレの心配もない宿でゆっくり休めていたら・・と、呆然・・。いやいや、ここは日本ではないですから思いもかけない事が起きますよね、と自分に言い聞かせて気持ちを落ち着けましたが、この調子ではいったい何時に目的地に着くのでしょう・・。

長距離バスの車内からiphonで撮影