インド(その9) ダラムサラのバスステーション。

 

夜行バスで移動中、夜が明けた車内からの風景

散々ピックアップに時間をかけ、やっとデリーのマジュヌカティラを出た夜行バスは、走り出してほんのしばらくですぐに止まり休憩した後は、私が寝ていて気がつかなかったというわけでなければ、ノンストップで走りました。夜が明け目が覚めたらデリーとはうって変わって時折川が見えるような山あいの道。さらに進むと町が現れるようになってきました。

 

その後もしばらく走り続け町で何人かをおろして、8時ごろだったか、ようやくダラムサラの町に到着。見事に全員がバスを降りたので、これはやはりマクロードガンジまではいかないなと思いつつ一応ドライバーさんに聞いてみたけれどやはり行かない、ここが終点だと言われたので、ローカルバスステーションの場所を聞き歩いて移動。それほど遠くないところだったので助かりました。

ダラムサラのバスステーション

思っていたより何台もバスが止まっていてどれがなんだかわからないので係の人だろうと思われる人に聞き、一番端っこのバスを教えられたのでそこへ行き、また違う人に確認するとこれは違う、この後に来るバスだと言われ、まあそうなんだろうと思い写真でも撮りながら待っていました。そしてやってきたのはボロボロの、ローカル感満載のわくわくするようなバス。

マクロードガンジ行きのバスの車内↑

自分のバスに乗り込んで出発を待つ間、お隣に泊まっていたバスをパチリ↑

だんだん混んでくるバス、これはまだまだ余裕あり

最初のうちは余裕のあったバスの座席も、途中で通勤通学の人たちが次々と乗り込み、身動き取れなくなりました。夜行バスの後に荷物を持って歩いて移動して乗り換えるの大変だなと思っていたけれど、実際にローカルバスに乗り換えてみると、地元の人々の様子が垣間見れ、苦になるほどの長距離でもないので、とても楽しくてかえってよかったと思いました。

しばらくガタガタよいしょよいしょと山道をゆっくりバスは登り、そして、今まで写真で見ていた憧れのマクロードガンジであろう町並みが、向こうの方に窓から見えた時は、本当にやって来たんだと嬉しくて胸がいっぱいになりました。

これは車窓からではなく宿から写したものですが、斜面に家が建つ町並みの雰囲気を。

さていよいよ憧れの地に到着。バスを降りて、まずは、何はともあれ宿へ向い、一休みしようと思います。