歩く先に、この日の宿泊地、へミスシュクパチャンが見えてきました。ヤンタン村もそうでしたが、周りの風景とは違って村には緑が見えています。
村全体をそこより高いところから見ながら歩いているのでだんだん近付いてくるのがよくわかります、あと少し、もう少し…。
村の近くにまでくるとチョルテン(仏塔)があります。 高僧の遺物を納めた塔なのだそうで、チベット仏教では聖なるものを右手に見ながら進む(回る)ので、こういうものがあるところは必ず左側を通ります。
いよいよ村に入ります、さっそく牛の姿。下の写真に見えている石積みの小さな建物は水力で麦を挽いている小屋なのだそう。
ガイドさんが一番お勧めのホームステイ先は、おばちゃんが今病気でお休みしているというので違うところへ。とは言っても十分すぎるくらい明るくてきれいな部屋、トイレとシャワーは庭まで出なければならないけれど、そこも旅行者用に後から作ったのであろう、仮設っぽさはあるけれどさっぱりとしてきれいな小屋なので安心して使えます。切り盛りしているお母さんは看護師さんだそうで、高山病の影響で食欲もなくお腹の調子も悪いパートナーのために庭のハーブでお茶を入れてくれたり、食事は優しいメニューを考えてくれたり。
お茶をいただいた後、食べ損ねていたお昼ご飯、今朝ヤンタン村のお母さんが持たせてくれたパンを出して、そしてここ へミスシュクパチャンのお母さんが作ってくれた豆カレーもいただきました。
少し休憩してから、村の散策に出かけることにします。