ダラムサラへの旅日記

2022年10月、チベット文化圏であるダラムサラ行きを第一目的にしたインド旅行の記録。

インド(その26)番外編、フィルムのX線検査。

半年ほどかけてここに綴ってきた去年のインド旅行。その時の荷物のX線検査について少し。 私は普段、感度400までのフィルムしか使わないので、それほど空港のX線検査を気にしなくてもいいのかなとは思っています。 けれど今回、 ・東京に出るまでに国内線で…

インド(その25)デリーから帰国、旅の終わり。

デリーの街を車窓から 写真は旅の終わりではなく旅の始めの着いたばかりの時に車窓から写したものですが、デリーの町の風景です。 デリーのチベタンコロニー、マジュヌカティラでこの旅の最後の数時間を過ごし、バスで空港へと帰国の途につきました。バスの…

インド(その24) ツォペマからデリーへ。

デリー、マジュヌカテラの路地 ツォペマを夜行バスで出て、翌朝デリーのチベタンコロニー、マジュヌカティラに到着。あとはその日の夕方の飛行機の時間まで過ごすのみです。 この旅の始まりはオールドデリー 、そしてそこから最初に移動したこのマジュヌカテ…

インド (その23)ツォペマのお堂で出会った光。

Olympus Pen F, Kodak Gold200 湖を囲む町、ツォペマ。湖畔の道沿いにあった小さなお堂に差す光がとてもきれいで、ファインダーの中の世界に惹きつけられた場所。町全体の雰囲気も、古き良き時代で時が止まったかのようなノスタルジックさで、きっとここに限…

インド(その22)ツォペマの町。

屋根の上から人間観察。 湖畔、パドマサンバヴァの像が見える。 インドはどこに行っても犬ばかり、でも子犬を見たのはこの子が初めて。 湖畔にあるマニ車。 Nikon FE, Ilfprd xp2 super 400 ここに来るまでのドライバーさんが言っていた、ツォペマは小さくて…

インド(その21)ツォペマの洞窟寺院

バターランプ、祈りの光 タルチョはためく山の上 このツォペマは、チベットに密教をもたらしたと言われているパドマサンバヴァが修行した洞窟が残っているという山のある町です。洞窟を尼僧の方々が大切に守っています。 ツォペマというのはチベット語で ツ…

インド(その20)シェラブリン寺

寺院敷地内にある宿の部屋、窓に鳩が。 パラグライダーを見たビルから移動し、その日の宿泊地、シェラブリン寺(Sherabling Monastery) へ。ここに着いたのはもう夜遅い時間でくたくたになっていました。広い敷地内に立派な宿が併設されていて、チェックイン…

インド(その19)パラグライダーのメッカ、ビル。

Bir, India インドのビル、パラグライダーの聖地なのだそうです。夕暮れ時の見学。広い広い景色の中、これは本当に気持ちがいいだろうなぁと思いながら見てきました。子供の頃から空を飛ぶことに憧れていた私は自分も飛んでみたくなります。 写真には写って…

インド(その18)チベット芸術研究所、ノルブリンカ。

ノルブリンカに注ぐ穏やかな光 ここは職人さんたちの工房を開放しているので、お邪魔して作業風景を直接見ることができるというので楽しみにしていました。観光客を受け入れる前提でショップもありますが、騒々しいことはなく落ち着いていて、敷地内のどこを…

インド(その17)お寺に咲く花。

ダラムサラから数キロ離れたところにある Gyuto Tantric Monastery Temple. 敷地内に入り周りを見渡した時、広々として信じられなほど美しい景色、天気も良かったからだとは思いますが、すっきりと明るい雰囲気に感動するほどでした。 手入れされた花々が咲…

インド(その16)チベットミュージアム

チベット亡命政府敷地内にあるチベットミュージアム。 ミュージアムなどは写真撮影禁止の施設も多いかと思いますが、ここは撮影自由、きっと自分たちの身に実際に起きたこと、起きていることを、ここにまでは足を運べない人にも知ってもらいたいからなのでは…

インド(その15) チベット舞台芸術研究所

舞台芸術研究所。チベットから亡命してきた人や、その子供達がチベットの伝統芸能を学ぶ場。 ちょうどお邪魔した日は夜に本番があるということで、屋外のステージでは真剣なリハーサル中でした。衣装はまだ着けず普段着での練習なのに迫力があり身体の芯に響…

インド(その14) マクロードガンジ で泊まった宿 ②

いろんな宿に泊まってみたいなと思い2泊づつで宿を移動した、その2番目の宿(からの景色)がこちら↑。 この、わんこが寝転んでいる階段はもっともっと長く下まで続いています。それの途中から左に伸びている細い路地に入り先に先にと進んだどん詰まりに、予約…

インド(その13)マクロードガンジ で泊まった宿 ①

宿の話なのに部屋の写真がないのですが・・。 この宿はなんといってもレストランが気持ちよくて好きだったので、また泊まりたいなと思う場所です。 マクロードガンジ に到着するバスの停まるところから近いというのも助かります。チベット人のご夫婦が経営す…

インド (その12) チベット子供村でのフェスティバル。

チベット子供村にて さて今朝もコルラしに行こうかと宿を出て歩き始め、長い階段を上り終えて ふうと一息ついていた時に、「猿には気をつけなきゃだめよ」と声をかけてきてくれた女性がいました。その方と少し立ち話しをしていて、「今日はお祭りがあるのよ…

インド(その11) コルラ、巡礼の道。

マクロードガンジ インド マクロードガンジの町には、ダライ・ラマ法王のお住まいとお寺の周りをぐるりと回ることができる巡礼の道があります。聖なるものを右手に見ながら回ることをコルラと言うそうです。その憧れの道を歩きました。 風にたなびく祈祷旗、…

インド(その10) マクロードガンジの町。

マクロードガンジ インド、ダラムサラのさらに上の町、ダライ・ラマ法王がお住まいで、チベットから亡命して来た人々が多く住むマクロードガンジ。 その町歩き、デジタルカメラで写した写真をいくらか。少しは町の雰囲気が伝わるでしょうか・・。 さすがにお…

インド(その9) ダラムサラのバスステーション。

夜行バスで移動中、夜が明けた車内からの風景 散々ピックアップに時間をかけ、やっとデリーのマジュヌカティラを出た夜行バスは、走り出してほんのしばらくですぐに止まり休憩した後は、私が寝ていて気がつかなかったというわけでなければ、ノンストップで走…

インド(その8) チベタンコロニーからの移動開始。

マジュヌカティラ デリーのチベタンコロニーに2泊して、3日目の夜に夜行バスで移動開始。今回の旅の1番の目的地であるダラムサラへと向かいます。 宿の人にバスはどこで頼むのがいいかなと聞いたらここで予約してあげるよと言われお願いすることに。ふと気に…

インド (その7) マジュヌカティラ、チベタンコロニーの向かい側。

マジュヌカティラ この一枚はiPhoneで撮影後、編集 マジュヌカティラのチベタンコロニーを出て、向かい側のインド人街の方も歩いてみました。前回の投稿に載せた陸橋を渡り向かい側の街の中へ。 車道沿いを歩きながら見つけた神様 通り抜けられるのか不安に…

インド(その6)マジュヌカティラ へ。

マジュヌカティラ のビルの上から眺めるヤムナー川 オールドデリー に3泊滞在したのち、今回の旅の第一の目的に一歩近づくために、デリーにあるチベット人居住区(チベタンコロニー)マジュヌカティラ へ。 地下鉄で最寄りの駅まで行き、そこからはオートリキ…

インド(その5)オールドデリー、街の記録。

旅行者の私が買うわけではないけれどこのわくわく。 ちょうど疲れた頃に見つけたジュース屋さん 地元の人達が待っている屋台とはどんなだろう。 こちらの鶏たちはもちろんのこと、 この子たちも食べられてしまうのでしょうか。 車もバイクも人も犬も台車も・…

インド(その4)旅行とカメラ。

オールドデリー 今回この旅行には、デジタルカメラもフィルムカメラも持ってきていました。デリーではどれだけの人並みに揉まれることになるのかもわからなかったので、「撮りたい」と思った時にパッと撮れるデジタルカメラのオートフォーカスが役に立つので…

インド(その3) オールドデリー

Jama Masjid から見る通り Jama Masjid を出て町の散策を開始。モスクの正面にあるゲートから伸びる道はマーケットになっています(下の写真)。そのマーケットもまだ開店準備の時間帯。オールドデリーはどれだけ人でごった返しているだろうかと来るまでは不安…

インド(その2) オールドデリー 、Jama Masjid

Jama Masjid インドに入国して最初に泊まったのはオールドデリー 。この写真のモスクの目の前、という立地の宿にしました。初めてなので実際の距離感はわからないけれど、地図で見る限りは見に行きたい場所や通りに歩いて行けそうな便利な場所のような気がし…

初めてのインド。

機内から見えたヒマラヤ山脈 10月の中旬から末までの約半月、インドへ行ってきました。 前半は一人旅、後半は日本からツアーで来る方々と合流し、帰国まで一緒に過ごしました。 一人旅に限って言えばなんと約25年ぶり。さて一体どうなることやらと思いつつも…