インド(その21)ツォペマの洞窟寺院

バターランプ、祈りの光

タルチョはためく山の上

このツォペマは、チベットに密教をもたらしたと言われているパドマサンバヴァが修行した洞窟が残っているという山のある町です。洞窟を尼僧の方々が大切に守っています。

ツォペマというのはチベット語で ツォ湖、ペマ蓮の花、なのだそうで、インドの地名としてはレワルサール湖という名の方が通りがいいようです。正直、私はこの旅行が決まるまでこの土地や洞窟寺院のことなどを全く知りませんでした。縁があり行くことができて、本当に良かったと思っています。こじんまりとしてとても穏やかな町の雰囲気が大好きだったのです。

この上下2枚の暗い写真は洞窟内にて。洞窟の中と言っても足元はコンクリやタイルで整えられ、靴を脱いで中に入るような形になっています。

洞窟から出ると明るい光が降り注ぎ、タルチョが風にたなびいている。

聖地というだけあって遠くから巡礼に来ている方がいて、ここに来られてとっても嬉しいという気持ちが伝わってきました。

たっぷりの光と風を感じながら山を下り、湖沿いの町の散策へと向かいます。

Nikon FE, Kodak Ultramax400