インド(その26)番外編、フィルムのX線検査。

半年ほどかけてここに綴ってきた去年のインド旅行。その時の荷物のX線検査について少し。

私は普段、感度400までのフィルムしか使わないので、それほど空港のX線検査を気にしなくてもいいのかなとは思っています。

けれど今回、

・東京に出るまでに国内線での乗り換えもする

・インドは地下鉄に乗る時も、世界遺産などの観光施設に入る時にも荷物のX線検査がある

という理由で、明らかにX線に通す回数が多くなるであろうことが予想されたので、回数を減らせるのならばそれに越したことはないのかなと思い、国内ではハンドチェック(オープンチェック)をお願いしました。地方の小さな空港でも羽田空港でも、気持ちよくオープンチェックに応じてくれました。

そして着いた先インドでは地下鉄2回、世界遺産観光(デリーの赤い城)1回、X線検査に通しました。ただその3回のうち2回は全部の荷物を持ち歩いていたわけではないので通したフィルムはカメラに入っているものと持ち歩いていた2〜3本だけ。

私のデリー滞在ではオールドデリー に泊まりその界隈を歩いて回るばかりだったので地下鉄に乗る回数が少なかったのですが、もっと観光地巡りをするような滞在ならば間違いなく地下鉄に乗る機会は多くなっていただろうと思います。(地下鉄が料金もはっきりしていて便利で安全な移動手段でしたので。)

そして帰国のためのデリー空港でのX線検査で、ボックスの中に私のフィルムとカメラを乗せたトレーが入っている時に前の人たちの荷物が滞って出口が塞がれ、しばらく出られない状態になるというハプニングがありました。(とても順調だったインド旅行、最後の最後にびっくり冷汗でした・・)と、まぁそんなこともありましたが、それでもフィルムはほぼ無事でした。1本だけ、これはなんかおかしいな、というのがあったのですが、それがX線検査のせいだとは言いきれない・・。

言葉の違いや色々の不安のある中で、頼み込んだり説明したりするよりも、素直に検査に通すのが一番気分良く済むかなと思い、オープンチェックをお願いしてみるのは今回は国内だけにしました。

わざわざ番外編として書いたのも、もしかしてこれからインドに初めてフィルムを持って行くという方がいらっしゃらないとも限らないので、私の場合は、の記録です。(私自身が、旅行前にフィルムのX線検査はどうなんだろうと気になったことだったので。)

さてさて、少しと言いつつ長々となってしまいましたが、2022年10月のインド旅行の記録は、これで完了。始めの頃は最後までまとめることができるだろうかと不安に思っていましたがほっと一息です。

(実は次の旅行も目前に控えていて、今はそれが楽しみ。)

Nikon FE, Ilford xp2 super400  *  Olympus Pen F, Kodak Gold200