インド(その25)デリーから帰国、旅の終わり。

デリーの街を車窓から

写真は旅の終わりではなく旅の始めの着いたばかりの時に車窓から写したものですが、デリーの町の風景です。

 

デリーのチベタンコロニー、マジュヌカティラでこの旅の最後の数時間を過ごし、バスで空港へと帰国の途につきました。バスの車窓からデリーの街並みや"車道"を歩く人などを見飽きることなく眺めながら、またすぐ戻ってきたいと思っていました。道が混んでいたりよくわからない理由でバスが止まったりしたので空港に着いたのはギリギリ、バタバタと慌てて飛行機に乗り込みました。乗ってしまうと驚くほどあっという間に日本に到着。「着いちゃったねぇ・・」と言いながらターミナル内の動く歩道(?)の上から朝焼けでピンク色した空を眺めていました。コロナ関連のあれこれが徐々に緩和され始めていたので、入国審査もスムーズ。私は国内線へ乗り換えて、帰宅しました。

今回のこのインド旅行は約半月、そのスタートである前半は25年ぶりの海外一人旅。若い時のようにバックパックを背負って、久しぶりのことに緊張しながら、そして初めてのインド。日本の生活で ぼけ〜っとだらけてしまっている心身が目覚めるような(笑)気分でした。

そんな一人旅を楽しんでから、後半は日本からのツアーの方々と合流し、ほぼ専用車で移動の、ほとんど心配事のない旅行に。多人数の中に入るのが苦手な私は実際に皆と会うまでうまく過ごせるだろうかと不安でしたが、心配などいらなかったと思える気持ちのいいメンバー、そして、自分だけの旅だったら行かなかったであろう場所へも行くことができ、出会えなかったであろう地元の方々のお話を聞くことができたりと、とても実り多い時間を過ごすことができたのです。途中参加という融通を利かせてくれた旅行会社の方や、とても気持ちよく迎え入れてくれた主催者の方や参加メンバーの方々には本当に感謝。

デリーの街のオートリキシャ

コロナで海外に行きたくても行けないという状況になってからやっと、行きたい所には行ける時に行かないと、もう若くもないのだから後悔することになるとつくづく思い、入国規制の緩和が始まったら余計なことは考えないでとにかく行ってみなければ、と決心した旅行、ここにその記録を、誰が見ていようともいなくとも、自分のために最後までまとめようと書いてきて、とうとう一区切り。あと一回、番外編として空港などでのフィルムのX線検査に関することを書いておこうと思っています。

全てiphoneで撮影後、編集