初めてのインドネシア、ジャカルタに到着。

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Jawa, Indonesia

 

[インドネシア 2 ]

さてニュージーランドに行く時に乗り換えるシンガポール以外では始めての東南アジア。緊張しながらジャカルタの空港に到着したのは夜でした。

空港から安宿街の通り(ジャラン ジャクサ)までの移動に早速ドキドキしつつ(でも余裕ある風を装って! )、ガイドブックで調べていたように安全だと言われているブルーバードタクシーを頼むために空港内のカウンターへ。出迎えやら客引きやらでごった返している中をかき分け無事に車を頼み乗り込み、見た目はとてもきちっとしていそうな運転手さんだけどどうなんだろうと警戒して(申し訳ない・・)私はにこりともしなかったと思います。向こうも余計なことは喋らず車内は静かだった覚えがあります。走ってもらった 通りの様子はほとんど覚えていないのですが、高速道路の道が良くて すうっと滑るようにスピードに乗っていて、自分が思っていたよりうんと都会であるジャカルタに「なんだかすごいなあ・・」と不思議な感覚でいました。

そうしているうちに目星をつけていた宿の名前と住所を伝えていたのですんなり到着。運転手さんは降りるときにすっと荷物を取ってくれたりととてもスマートで、おまけに部屋が空いていて無事チェックインできることを確認するまでいてくれたのです。そして最後にくれた笑顔を見て、この人に対して必要以上に(目茶苦茶緊張していたので・・)警戒していたことをちょっと悲しく思いました。

今なら夜に着く最初の日だけでも事前にネットで予約しておくことも多いと思うのですが、そのころはネット予約などなく、行ってどうにかする、安宿が多い通りならどうにかなる、という感じだったので、その運転手さんはきっと最初の宿が空いていなかったら他を探すために動いてくれるつもりでいたのだと思います。部屋に無事入り、やっと気持ちが落ち着いて来てから、そういうことに改めて気がつき、良い人だったのだな、と。私はあのとき、せめてきちんと目を見てお礼を言ったのだったろうか。それを思い出せないほど緊張していたのです。

 

写真はボロブドゥールに行く途中での景色だったと思います。残念なことにその頃の私は宿や町の写真を全く撮っていないのです。町の雰囲気、細い路地など大好きだったのに写していないなんて、写真を好きになった今思うと本当に残念です。今はすっかり変わってしまったものも多いだろうなと思いますが、それでもまた、いつか行き直してみたいな、あの頃の自分を思い出しながら、今の自分がいいなと思うものをたくさん写真に収めたいな。なんて思います。